生きてくだけで息も絶え絶え

人並みの生活って大変だ

鉄道旅 つれづれ27

どうも、よこおって言います。

 

 NHKBSプレミアム関口知宏さんのヨーロッパ鉄道旅を見ています。すごく自然体で、口数が多いわけではないけれどコミュニケーションに躊躇いがなく、知り得た情報を自分の中で噛み砕いて吸収しているような印象があり、いい人だなあと思いながら正午を楽しみに待っています。

 昨年春の再放送ですが、今週のチェコ編は非常に興味深い内容が盛りだくさんです。戦後、ソビエトによる介入により美しい広場に戦車が入ってきたこと。芸術や会話、言語さえも制限されていたこと。日本の元号が平成に変わる頃ビロード革命が起こり、デモ隊を取り囲む部隊に花束を渡そうとする映像が残っていること。90年代、ようやく民主主義を手に入れたこと。若者たちが大統領旗を社会主義の象徴色である赤いパンツに取り替えたこと。それを「これも民主主義だ」と笑い飛ばせるだけの安寧を手に入れたこと。元は1つの国であった為、同じ言葉を話し、自由に行き来ができるスロバキアのこと。永く暗い時代を生きてきたからこそ、これからを生きる活力に満ちている気がしました。

 先週のオーストリア編では、ウィーン西駅で多くの難民が支援物資を受け取っている映像がありました。音楽の都といったイメージが強かったので、とても衝撃的でしたが、これが確かな現実なのだと知ることができました。その後建築を学ぶ学生さんに「日本から?それ日本語だよね?」と声をかけられていたのが印象的でした。日本語は読めないけれど格好いいから見ればわかるという彼は、難民や学生、1〜2人暮らしをする人の為に小さくて安い、たくさんの人が住めるアパートを建てることが目標だそうです。オーストリアでは100㎡程度が一般的なので、40㎡程度の大きさでとのこと。日本で40㎡って、結構広いですよね?1人だと持て余しそうな気がします。

 放送当時から大なり小なり変わったところはあるかと思いますが、車窓の美しさや人々の表情を見ていると、旅行に行きたくなりますね。そういえばオーストリアで乗り合わせた日本旅行を終えた人たちと、自国にはない景色が興味深いからヨーロッパ/日本に行くんだよね、と笑い合っていました。日本で最後に食べたご飯だよ〜と差し出されたスマフォに映された日本食を見て「今の僕には目の毒!」って叫ぶ関口さんが微笑ましかったです。

 

 こうした番組を見ていると、つい「電車代ってどうやって払ってるんだろう」とか「入館料いくらなんだろう」とか現実的なところも気になってしまいます。ちなみにプラハの地下鉄と路面電車は共通で、30分/90分/1日/3日と4段階になっている切符を買うそうです。その時間内だったり日数内は乗り降り自由ってことなんだと思います。あと鉄道博物館も入館料があるんですけど、電車を降りてすぐに展示があるので一体どこで払うんだろうと不思議です。これは数年後行ってみて確かめようと思います。チェコ語勉強して翻訳するより早い。